飼育夢日誌22

　実は間違えられたのは当歳だけではなく弐歳も１尾やられているんですよねぇ。福島らんちゅう会LINEの7/24にアップした弐歳なんですけどね。間違えられた当歳２尾のうち１尾を探しているうちに、弐歳も１尾いないので探していると、溜まりに１尾いたんですが”泳ぎ”がぜんぜん違うんです。一目で分かります。なんでこんな泳ぎの魚と家のを間違うのかねぇと思うほど違います。

　頭振って泳げない弐歳です。こんなのここまで大きくする？っていう普通なら当歳のうちにとっくにハネ魚です。魚を間違える人って泳ぐ姿とか分かってないんですね。

　さて気分を新たにw　今年の産卵は３月こそ１腹でしたが４月に初旬から７腹採れましたのでほぼ順調だったと思います。今までスペース的に３腹程度が限界だったというか、ぼく自身の頭もそんなに採っても変わらないと思っていた感もあります。

　これまでを今から思い出すとお盆過ぎたころから、この２～３尾で今年は戦うんだなぁとなるんです。しかし、この時期はまだまだ魚は変化するので９月の終わり頃には期待の一尾がいなくなってるか大甘の見方で期待するかになっているんですよねぇ。で、その結果が脇行司まで。

　去年は当歳３腹で４舟育てて初の優等取締二をいただきましたが、師匠の卵でしたのでそもそも良かったんだと思います。しかもこの年はサイズもあったので当歳飼育のきっかけの年にもなりました。そして今年は舟を大きくしての８腹ですので、９月終わり頃には８/１７に師匠に褒められた写真の魚がいたわけですから例年とは違います。その他に自分なりの期待魚が６尾いましたが、それぞれ少しずつキズを見せてきたのに対し写真の西大関は最後までキズを見せなかったんです。なのでこの位置なんですね。

　しかもサイズが足らなかったので必死に育てた結果、師匠の魚よりも少し大きかったのもうれしさを倍増させたんです。

　このプロセスは良い経験をさせてもらいました。なので９月の終わり頃にどれだけ残っているかと自分の飼育設備との兼ね合いが自分に合った飼い方になるのだと実感しましたネ。ぼくはプラ舟ジャンボとFRP１２０で去年まで当歳を創ってきましたが、FRP１２０でもサイズのある当歳は去年創れましたし、今年はFRP１５０とFRP１２０で当歳を創りましたが去年より小さかったので一概に小さい舟はダメということにはならないと思います。

　ただ、小さい舟だとより大胆さが必要なんでしょうねぇ。この大胆さをそのまま大きめの舟でやるとペースを間違うというか、絶妙になるというかそれは自分の飼い方になるんだなぁと今年は実感しました。改造新飼育環境に早く慣れて使いこなさなくっちゃです。

　みなさん、今年も「飼育夢日誌２２」にお付き合いいただきありがとうございました。　なんか福島大会後は愚痴だらけで申し訳ありませんでした。