飼育夢日誌 02


今年の目標は、４月中の産卵と課題を意識した選別、そして研究会・品評会への参加です。

　　　　　 2002

ここまでか、孵化後23日目

　ここでどうやら決断しなければならないようです。

　今日、第１回目の選別をしようと選別用盆をのぞくと、なんと不正形魚しかいないではあ～りませんか、一同呆然です。(自分しかいないっちゅーに！)

ある程度は覚悟の上で飼い続けてきましたが、この段階で１尾も残らないとは…まさかね。正直、5～6尾ぐらいは残ると思ってましたが甘かったです。(><

　残念ですが全部ハネとします。

　そしてそして、急きょ、今日合わせてみました。メス２尾・オス３尾です。メスは２尾ともしっかり出来ていますが、オスがどうでしょうか。もう合わせなくてもいいと思い、餌をバンバンやってましたので掛かった状態をキープしてくれているか、あまり自信ないです。

そのため1:2ではなく2:3にしてみました。

　さぁどうでしょうか、お願いします！産んでちょーだい！！

更新日時：

2002.04.29 Mon.

５月です。

　４月は暖かかったです。それもそのはず、なんと観測史上４番目の平均気温13.4℃だそうです。おまけに今日渇水対策本部が設置されました。雨もぜんぜん降ってないんですねぇ。

　５月の目標は２腹目の産卵ですと書こうと思ったら、今日産卵しました。結局メス１尾オス２尾で合わせて３日目でした、天気は曇り・小雨・晴れです。普段でしたら２日目で戻すのですが、３日目が晴れ予報だったのでもしやと思い、そのままにしておいたら、『まんまと』って感じです。へへへ大成功！

　今月の目標はうれしい設計変更で黒仔のうちにある程度の大きさにするということです。

　そして今月はまもなく所属している会から稚魚がくるのでその仔らもがんばって飼育していくことですね。楽しみ～！！

更新日時：

2002.05.02 Thu.

5/2産卵孵化後7日目

　5/2産卵で孵化後7日目の状態です。

今回は良いですよ。孵化数もプラ舟いっぱいです。そして魚体がいいです。ほとんどか写真のようにスーッとしています。

　前回はくねくねの胴、斜めやたてに付いた尾、片目などなど、全部が不良魚でした。

　昨日50%換水をしましたが、それよりも底に溜まっている藻を取るべきでした。今日やってます。あれはだめですよね、水質悪化の原因ですし、悪臭の元です。

　ここ何日は早朝からミジンコ探しです。前日に地図で池や沼の確認をして、翌朝出かけるのですが、なかなかいませんねぇ。

　まだ選別できませんが、楽しみです。

更新日時：

2002.05.14 Tue.

会の黒仔到着

　昨日所属している石川更紗らんちゅう会から黒仔が到着しました。4/5産卵だそうです。すでに４回の選別がされているだけあって、尾が良いですねぇ。

　この魚は、井上会長が新しい魚筋として創作されたもので、頭骨の大きい背幅のあるものです。(ＦＭ４月号に掲載)

早熟な魚かもしれないとのことです。

　この魚筋を大事に育てることも、今年の大目標となりました。

　こう言っては生意気ですが、去年の配布黒仔より良いような感じです。今年一年どのように成長していくか楽しみですし、ここでちゃんと報告します。

　それにしてもいい感じです。デレ～…。

更新日時：

2002.05.14 Tue.

1371尾でした

　5/2産卵の自家産魚は1371尾でした。先週、舟を半分に分けたつもりでしたが、248:1123とぜんぜん半分ではなかったです。

しかし、１尾ずつよく数えました。おかげで水換え作業が１日がかりになり、目をつぶっても毛仔です。よく言いますがほんとになるんですねぇ。

　水換えをしているとあることに気が付きました。

まずは飼育環境の違いですが1123尾は外の舟、側壁に藻アリ多少青水、水温19℃設定、248尾は室内、藻ナシというものでした。

　外の藻アリ青水のほうが、飼育密度が約４倍高いのに、成長が良い！しかも驚いたのは魚体の色がぜんぜん違うことでした。もちろん藻アリ青水のほうが断然色が濃いです。

　写真はそれを表そうと撮ったものです。下が外、密飼い藻アリ青水、上が室内、ゆったり飼い藻ナシです。実物はもっと真っ黒ですよ。

　大野三男さんが著書『ランチュウ中心金魚の飼育と繁殖』で言っておられたことを思い出しました。それは、稚魚飼育にも自然餌料は必要であるということです。もちろんここで言う自然餌料とは植物性プランクトンと青ゴケです。

　なるほど成長度合いと色の差はこのことからも頷けます。

　そこで、まずは飼育密度を均一化するため、外700尾、室内671尾とし、室内の成長遅れをオジカさんのＨＰを参考にし、水温を24℃にしてカバーすることとします。

　次回の水換えでは、思い切った選別をし、飼育密度を大幅に下げたいです。

更新日時：

2002.05.21 Tue.

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Last updated: 2002/12/25