とうとう11/10で冬眠状態に入りました。朝晩の水温が10℃を切るようになったからです。

　去年の冬眠状況は、「青水は水温変化が少ない、側壁の藻は魚の餌となる」ことは知っていましたが、冬眠に入るとしばらく水換えが出来なくなるので、プラ舟を全部掃除して、水もサラ水にしました。その結果、青水はなかなか出来ず、急激な水温低下を招き、浮袋に障害がでた魚がいました。

　今年は冬眠を意識して、10月初旬から青水の50%換水を行い、さらに側壁の藻は春から除去しませんでした。その結果、水温10℃以上あるときは、側壁の藻を盛んに突っついて食べていますし、おかげでまだ糞濾しは続けている状況です。

　

　一方、6/29孵化組は２ヶ月の遅れを取り戻すために、水温23℃で今後も管理する予定です。また成長記を紹介できると思います。

　孵化後145日目で全長9.5cmです。

　130日目まで70cmプラ舟２尾で8cmだったのを、90cmに３尾で飼育したところ、餌食いが落ちました。少しでも広い舟でと思ったのですが、３尾が良くないと思い、１尾ハネました。結果は変わらずです。

そこで１尾ずつに分けました、そうするとよけいに食べなくなり、そして動かなくなったのでまた一緒に戻してやりました。そうすると泳ぐようにはなりましたので、とりあえず良しとしました。ムズカシイ〜。

 

　今日非常に天気がよく水温17℃もあったので、冬眠状態の舟の水を半分替えました。まだちょっと濃い目なので完全に冬眠する前にもう一度替えたいです。

　先週まだまだがんばって!とエールを送った後で、病気になっちゃいました。トホホホホ・・・。原因がわかりません。写真は隔離してから半日経過のものです。

　症状は背中の一部が発赤し、その後一枚の鱗がめくれ、そこからモワモワっと長さ1cm直径4mmの綿状のようなものが出ていて、綿状の中心は黒く、真上から見ると目玉のように見えました。

　すぐに隔離し、0.5%濃度になるよう食塩を投入し、水温を28℃としました。もちろん絶食療法です。

１日経過したところで綿状のようなものは消え、２日経過したところで発赤が消えました。いい方向に向かっているようですが油断禁物です。

　病名は、一番最初綿状のものを見て水カビ病を思い浮かべましたが、これは全身にでるようです。今回は１か所であることと、鱗が脱落しそうなことを考え併せると、穴あき病のようにも思えます。

 

　今回発症した'01-4は'01-3と一緒に飼っていましたが、'01-4が隔離されたことにより、'01-3が寂しがり餌食いが極端に落ちてしまいました。どうなってるのよぅもう〜!

以前も１尾飼いを試みましたがこの魚はだめでした。今度は'01-3が心配です。　　　　　　　　　　　　 2001/11/27

　その後、隔離３日目から水温30℃にしました。５日目にはほぼきれいに、６日目には完全に傷跡は消え、赤虫1ブロックを与えました。10日目に舟に戻し、水温26℃に保つよう波板を設置し、冬眠させずに飼い続けてみようと思います。

　また、ヒーターで冬を飼い続けても、冬眠させても大きさはそれほど差が出ないということも伺いましたので、実際に検証という意味で実験してみようと思います。

 

　'01-3は秋になっても大きくならなかった魚で、'01-4は遅生まれ(今回の病魚)でまだ大きくなっていない魚です。

　つまり大きくなる資質のない魚と有りそうな魚を越冬させてみようというものです。

　

　結局は、本来オフシーズンになるはずが、まだまだ金魚の世話が出来るので、僕自身が楽しんでるだけかもしれません。(^^;

2001/12/11

　資質の違いが早くも出てきたって感じです。写真上が遅生まれの'01-4でかなり成長してくれてます。写真下の'01-3は目だって大きくなっていませんが、これでも少し太みが出てきました。

　ぼくの今後想像ですが、�Cは変化大、�Bはあまり変化なしのように思えます。

　現在の給餌量は朝・昼・夕の３回で、赤虫を１回６ブロックを与えています。食の細い�Bがタイマーでこまめに与えていた時は、あまり食べなかったが、回数を減らすとよく食べてくれてます。

　食の細い魚の飼い方は回数を減らすと良いのかもしれませんね。これってぼくにとって発見です、今後に役立ちそう!(^^

 

　現在、ヒーター１本、波板使用で水温25℃です。 2001/12/18